『自転車屋さんの高橋くん』4巻のあらすじと感想【ネタバレあり】

大人恋愛
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『自転車屋さんの高橋くん』は、仕事に疲れた大人女子が“予想外の優しさをくれる年下男子”に少しずつ心を溶かされていく恋愛漫画です。この記事では4巻のネタバレあらすじと感想を紹介します。ここから先はネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

  • 作者:松虫あられ
  • ジャンル:大人の恋愛・年下男子・日常系
  • 既刊:1巻〜9巻(2025年9月30日)
  • 配信サイト:コミックシーモア、ebookjapan、Amebaマンガなど

キャラ紹介

飯野朋子(はんの ともこ)・通称パン子(30)

気弱で、人に強く言えないアラサーOL。頼まれると断れず、職場でもセクハラまがいの言動に何も言い返せないほど“NOが言えない”性格。

高橋遼平(たかはし りょうへい)(26)

近所の自転車店で働く、ちょっとヤンチャな雰囲気の年下男子。見た目はヤンキーっぽいが根は優しく、困っている人に迷わず手を差し伸べる世話焼きタイプ。強引なところもあるが、その裏にある誠実さと不器用な優しさが魅力。

▼1・2巻はAmazon Kindleで無料でしたが、3巻からは有料になります。

前回のあらすじ

『自転車屋さんの高橋くん』3巻では、
朋子と遼平の気持ちがすれ違ってしまい、一度は距離ができてしまったふたり。
送別会での出来事や、遼平が「もう知らん」と言ってしまったことがきっかけで、朋子は涙してしまいます。
けれど、キミちゃんや山本さんの言葉に助けられ、最後には遼平としっかり向き合うことができました。
お互いの気持ちをぶつけて、誤解がほどけて、ふたりの仲はさらに深く…♡
そしてついに“そういう関係”に進んだ二人。素直に甘えあえる距離になり、恋人として大きな一歩を踏み出した巻でした。

【ここからネタバレ】4巻のあらすじ

21話

会社を辞めた朋子は、次の仕事が見つかるまでまさやんの中華料理店でバイトを始めることに。
昔レストランで働いていたこともあって手際はバッチリ。まさやんも大助かりです。

遼平とは、手をつないでスーパーへ晩ごはんの買い出しへ。
「何食べたい?」と聞く朋子に「マジで何でもいい、全部うまい」と返す遼平。
自然体で仲良しな様子が、まさに“カップル感”満載で微笑ましいシーンです♡

食後はパソコンで映画鑑賞。
途中で遼平がスキンシップを仕掛け、ふたりはいい雰囲気になりエッチします♡

そのまま遼平は寝落ち。
夜遅い時間に気づいて慌てて帰ろうとする遼平に、朋子は「たまには泊まっていけば?」と声をかけますが、遼平はどこか申し訳なさそうに帰ってしまいます。
理由がわからないまま、朋子の胸には少しだけ不安が残ります。

後日、朋子はカナエと飲みに行き、遼平とまさやんが昔ケンカした理由を聞くことに。
遼平はイケメンなのにがっついてなくて、感じは悪いけど優しいから本気になってしまう女の子が多かったそうで。
「まさやんの好きな子は、だいたい遼平のことを好きになっちゃう」という切ないエピソードを聞き、朋子は不安がふくらんでしまいます。

酔いつぶれた朋子は、カナエに連れられて遼平のもとへ。
遼平は朋子を車で送り、家までおんぶします。
その背中に触れた瞬間、朋子は「この感じ、なんだか懐かしい…」とつぶやくのでした。

ベッドに横になりながら、寝ぼけた声で「いっしょに暮らそう…」と言う朋子。
遼平は嬉しそうにしつつも、「オレも…けど…」と言葉を飲み込み、この日は答えを返しません。

22話

翌日、朋子・遼平・まさやん・カナエ・ショータのメンバーで山へお出かけ。
食事中、遼平たちの同級生夫婦と偶然出会い、軽いノリで「まだヤリチンなん?」と言われる遼平。
冗談とはいえ、朋子の胸にはざらっとした気持ちが湧いてきます。

さらに、黒髪の綺麗な女性とも遭遇し、遼平と顔見知りのような空気。
朋子の中で不安はますます大きくなっていきます。

帰り道、遼平に「なんか怒ってるやろ」と言われ、朋子は思い切って聞きます。
あの女性は誰なのか、ヤリチンと呼ばれてもなぜ否定しないのか。

遼平は「元カノ」だと答え、ヤリチンについては噂に慣れすぎて気にしていなかっただけだと話しますが、朋子の心は追いつきません。
「そんなのどうでもいいよ!」と涙し、自分にとって遼平との時間は大切なのに、軽く扱われたようで悲しかったと伝えます。

そして「私のどこが好きなの?」と問いかけるのですが、遼平がすぐに答えられず…。
朋子はそのまま帰ってしまうのでした。

23話

翌日、まさやんのお店でまかないを食べていた朋子。
席を外した隙に、まさやんは偶然スマホの画面を見てしまい、朋子が“引っ越し業者”を調べていることを知ります。

その後お店には遼平が来ますが、朋子と遼平の間にはぎこちない空気。
そんな中、遼平は「テルちゃんが子猫をもらったから見にいかん?」と誘い、朋子の表情は少し明るくなります。

テルちゃんの家には、可愛い子猫が2匹♪
すぐに遼平になつくところが“らしい”感じです。

そこへ現れたのが、朋子の元職場の同僚・河村さん。
いきなり退職したことで迷惑をかけたことを謝る朋子に、河村さんは「その後、同じ被害を訴える人が増えて課長は異動したんですよ。」と教えてくれました。

河村さんは特撮が好きで、テルちゃんとは趣味仲間としてつながっていたことも判明。
河村さんのふわっとした可愛らしい印象からは意外だったが、
「自分を決めつけずに、対等に話してくれるから…」と語る姿に、朋子の胸にも温かいものが広がります。

帰り道、遼平は話の流れから「お母さんはどうするん?」と聞きます。
お母さんは悪い人じゃない、放っておいたら可哀想だ、と。
その言葉で朋子は、もし自分が東京へ戻ったら遼平はどうするのだろう、遼平は魅力的だから自分がいなくなってもすぐ隣にいる人が見つかるのかなという気持ちになったのでした。

24話

朋子は実家の片づけのため、岐阜から東京へ向かいます。

一方その頃、まさやんは遼平に“朋子が引っ越し業者を探していた”と伝えます。
仕事で岐阜に来ただけだから、仕事を辞めた今、東京へ戻る可能性は高い。
「ヤリチンって言われて否定しなかったら、朋子まで貶められとるんやぞ」とまさやんは強めに言います。

店先での会話を聞いていた遼平の祖父は、遼平にお金を渡し
「さっさと追いかけろ。…おめぇに必要なんは、もうオレやねぇやろ」
と背中を押します。

遼平はついに東京へ向かう決意を固めます。

25話

遼平は新幹線に乗り、東京へ。
「来なくていいって言われたのに行くのはうざいのでは…」と悩みながらも、朋子の住む立川を目指します。

慣れない東京で迷いながら進む中、大きな荷物を持ったおばあさんを見かけ、思わず手伝ってしまう遼平。
しかし途中で、おばあさんの荷物を持ったまま別れてしまったことに気が付き、慌てて追いかける展開に。

なんとそのおばあさんの孫は、朋子の元同僚・山本さん(耕起)なのでした!
まさかの偶然が続き、遼平は流れで山本家でお茶をすることになります。

おばあちゃんは「そろそろ耕起も結婚を…」と言いながら、お見合い写真を取り出します。

26話

お見合い写真を見た耕起は手を震わせながら黙り込んでしまいます。
その様子を見た遼平が「何か困っとるんやろ?」と声をかけると、耕起は朋子の言葉を思い出します。

「“誰かにとって良いもの”じゃなくて、“自分が本当に観たいもの”を提案してください」

そして耕起は、両親とおばあちゃんに“女性が好きではない”ことをカミングアウトします。

驚く家族に、耕起の母は「治るから大丈夫」と焦る気持ちを隠せないまま説得しようとし、耕起は傷つきながらも謝ってしまいます。
すると遼平が「ウチのお父も男が好きやけど…それも病気なんか?」と真っ直ぐに言葉を投げるのでした。

おばあちゃんは、これまで「ひ孫が見たい」と言い続けてプレッシャーをかけていたことを涙しながら謝ります。
その言葉に耕起も涙を流すのでした。

感想

せっかくラブラブだったのに、少しずつすれ違ってしまう展開が胸に刺さる巻でした。
朋子が遼平の過去にモヤモヤしてしまう気持ち、すごくわかります…。
イケメンで優しくて、経験豊富に見える遼平に対して「私のどこを好きになったの?」と聞きたくなる不安、リアルですよね。

まだお互いに“本音”を全部言えるわけじゃなくて、少し遠慮がある距離感も、付き合いたてのぎこちなさとして等身大に描かれているなぁと感じました。
このすれ違いが、二人の関係をどう変えていくのか…次巻が本当に楽しみです!!

『自転車屋さんの高橋くん 4巻』を無料で読む

▼1・2巻はAmazon Kindleで無料でしたが、3巻からは有料になります。

まとめ

4巻は、ラブラブな空気のまま始まるものの、過去の恋愛や“経験の差”に触れたことで、また少し揺れ動く二人のお話。
朋子の不安と、遼平の不器用さがぶつかって、気持ちがすれ違ってしまう描写がリアルで胸に刺さります。
後半は山本さんの家族のお話もあり、恋愛だけじゃなく“自分の気持ちを言葉にすること”の大切さがすごく響く展開でした。
すれ違いを抱えたまま、それぞれが自分のことと向き合っていく流れが次巻への期待を高めてくれる巻になっています。

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